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2022年を振り返って

プロフィール

 

 

違和感を放置しなかった2022年

 

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月刊開宅

2022年の夏から、取材、写真撮影、デザイン、入稿まで、全てを担当させていただくことになりました。

本当にこの役目を与えてくださりありがとうございます。

去年から引き続きの担当している冊子ですが、この冊子は読み手を意識することよりも、開宅舎やこの冊子のコンセプトにあっているかどうかをすごい気にしていることに気づきました。

開宅舎という組織のコンセプトや世界観を通して移住者や加茂地区で活動している人の話を書く。

面白い話なんだけれど、この冊子では触れることではない、という感覚。

自分が開宅舎という団体をゼロから作り上げたメンバーだからこそ、その感覚が自然と身についていたと感じています。

2022年12月現在vol.13まで発行。

来年からどうなっていくのか、また楽しみです。

ぼくが全て担当し始めてからの月刊開宅の一覧はこちらから。

月刊開宅
「月刊開宅」の記事一覧です。

立ち寄りエッセイ

誰もエッセイを書くプロではないけれど、「エッセイ書いてみようよ」という気軽な言葉からこの冊子を発行しました。

カフェ、マーケット、マルシェ、ふらっと立ち寄って読めるエッセイ。

大人になってからのサークル活動。

仕事みたいにやらなきゃいけないわけじゃない。

コンセプトは気軽にゆるっとふらっと。

この温度感が最高に心地よい。

2022年は3冊のエッセイを書くことができました。

文章って個性がとても出るなぁとあらためて気づかされたきっかけとなったのがこの立ち寄りエッセイです。

いろんな人に読んでもらったのですが、こみーはうまくまとめるよね〜とよく言われました(笑)

無意識なんですよね。良くも悪くも。

メンバーも会を重ねるに連れて増えており、現状5の人で今後も書いていければなと思っております。

立ち寄りエッセイの作品はこちら

立ち寄りエッセイ
「立ち寄りエッセイ」の記事一覧です。

オンラインコミュニティ・スクエア

ぼく7月からスクエアという名前のオンラインコミュニティに所属を始めました。

きっかけは、エレメンツコードという性格診断のツールです。

数年前にこのエレコをやってみたのがきっかけで、そこから主催者の林原琢磨さん(以下琢磨くん)のメルマガを登録していました。

6月に「地」属性の人がどうやってビジネスをしていくべきか、という無料の講座の案内を見て参加。

そこからポートタウンというスクエアのお試しコミュニティに所属し、所属している人たちと交流するようになりました。

ぼくが感じたこのコミュニティのテーマは人間関係とコミュニケーション。

みんながエレコの診断を受けているので、どの属性の人なのか、どんなことを言ったら嬉しいか不快かが何となくわかるというのはとてもコミュニケーションがとりやすいのです。

オンラインのコミュニティですが、いろんな企画が立ち上がり、オフラインで会ったり、プロジェクトが動き出すこともありました。

これからのコミュニティのあり方というのは興味があるテーマかもしれないです。

2023年も引き続き、このコミュニティに所属し、全国にいるメンバーに会いに行きたいです。

エレメンツコードの無料診断はこちらから

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エレメンツコードにご興味を持っていただいた方は、 ぜひ一度、無料でできる「パーソナル診断レポート」を、お試しく…

まみーごのフォトブック

スクエアで出会ったまみーごとあーりんの3人でフォトブックのプロジェクトが7月下旬に立ち上がりました。

エレコという共通のツールがあるだけで、お互いの役割が自然と決まりかなりスムーズにプロジェクトが進行。

やっぱり3人というのはぼくは好きですね。とてもバランスが取りやすくて動きやすいです。

人任せにせず、自分の役割に責任を持って行動できる最も効率のいい人数かなと思います。

8月4日、3人がはじめて集う日の天気は雷雨でした。

それでも、晴れた一瞬のタイミングで撮影。

大阪、神奈川、千葉の3人が集まって、フォトブックのプロジェクトが動いてるのってすごいですよね。

9月には大阪でも撮影。

真夏の炎天下の中、まみーごと2人でレンタサイクルを借りて、移動して写真撮ってを繰り返していました。

まみーご、やっぱかっこいい。

10月には、都内で集まってミーティング。

ここから大きく構成も変わり、10月超バタバタしてました(笑)

ぼく個人としては、2022年はこの仕事のためにあったと言っても過言ではなかったです。

このフォトブックに熱量かなり注いだな〜と思います。

ピラティス

となり町の久留里という地域の発信をしていた美樹さんと知り合い、そこからピラティスのセッションを受けるようになりました。

今回、週2回の3ヶ月間みっちりトレーニングと、久留里の思い出を冊子にするという、価値交換に挑戦。

美樹さんは冊子を名刺がわりに使ってくれ、ぼくはひたすら自分の体と向き合うという、素敵な価値を交換することができました。

オンラインのセッション、自宅でパッとできるし、お互い移動時間や準備の時間などもかからないので、慣れてしまえばとても効率のいいトレーニングでした。

美樹さんによると、対面よりもオンラインのがじっくり見れて、むしろ逃げ場がないそうです。

週2回ってかなり頻度があるので、ジムや運動を始めようとしている人、おすすめ。

3ヶ月続ければ必ず成果が出ますよ。

実はセッションの3ヶ月の間に一度体調を崩してしまった時期がありまして。

そのとき、あらためて体の大事さに気づくことができました。

こういうセッションに来る人はどこか体を痛めてから来る人が多いそうなので、予防や向上心として若い人が体のケアをしている人は少ないそうです。

この年末年始のコロナは熱が下がらず喉も激痛で呼吸ができなくて本当に死ぬかと思いましたね。

もうすぐ30歳にもなるので、体のメンテナンスも心がけていこうと思います。

冊子の「くるくるくるり」というタイトルは美樹さんのTwitterの一言からいただきました。

もう美樹さんは久留里にはいませんが、素敵な時間を形に残せたんじゃないかなと思っております。

くるくるくるり
ピラティストレーナーTrees高橋美樹さんの久留里での思い出を冊子にまとめさせていただきました。 Twitterで千葉県君津市久留里で活動していると発信していた美樹さん。 美樹さんは久留里の古民家を住まいリトリート施設として使っていて、地元...

読書

本好きを公言していると、みんながおすすめのブックカフェや本屋さんを教えてくれます。

新宿のBOOK AND BED、六本木の文喫、池袋の梟書茶房など、特に都内にはおしゃれで面白い仕組みの場所がたくさんありますね。

渋谷の森の図書室は知るひとぞ知る感がとても良かったです。

「読むしかできない」という1人で行って1時間本しか読めないイベント、国吉藝文祭という本×地域のイベント、ビブリオバトルなど、今年は本のイベントにも何度か参加しました。

さらに行きつけの美容室で読書会のイベントも開催。

本を通して人と関われるのがとても面白いです。

今、地元から本屋さんがどんどんなくなっています。

電子書籍やアマゾンなどは便利ですが、今すぐある情報が知りたいときに手に入らなかったり、何となく本屋さんにいたいのに本屋さんがないというのはストレスですよね。

また、子どもにとっては本屋さんは地域コミュニティの居場所的な要素もあると思うので、そういった場所がなくなるのはとても残念です。

2022年読んだおすすめの本

2022年に読んだ本でおすすめの本を2冊紹介させてください!(1冊に絞り込めませんでした)

上半期に読んだ本でおすすめなのが、砂川文次さんの『ブラックボックス』。

この作品は2022年1月19日に第166回芥川賞受賞を受賞しました。

メッセンジャーという自転車で荷物を運ぶ仕事をする若者が主人公。

ちゃんとするって何だ、という疑問が常につきまといます。

『ブラックボックス』には「コロナ」という単語が普通に出てきて、本当に今の日本でありそうな、小説じゃなくて実話なのかなって思うくらいリアルな話でした。

読み終えたときは、芥川賞の作品はこんな感じなのか〜という感覚だったのですが、読み終えて数日後から、主人公の不安や葛藤を思い出してしまい、漠然とした焦りを感じたのを覚えています。

じわじわくる感覚が忘れられなくてこの作品を選びました。

下半期に読んだ本でおすすめなのが、朝井リョウさんの『死にがいを求めて生きているの』。

『死にがいを求めて生きているの』は中央公論新社のプロジェクトで、朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子の8人の作家によって物語が描かれています。(敬称略)

「海族」VS.「山族」の対立を描く、共通のキャラクターを登場させる、共通シーンや象徴モチーフを出す、という3つのルールがあったそうです。

『死にがいを求めて生きているの』が描かれている時代は「平成」という時代でした。

「平成は『対立』を排除してきた時代」で、しかも排除した『対立』は見えなくなっただけであり続けていると朝井リョウさんは言います。

ナンバーワンよりオンリーワン、ありのままでいんだよ、という言葉の裏側にある絶妙な不快感を描いている作品でした。

今、自分の人生経験から得た学びや気づきを還元したいとか言って金稼いでる奴、ゴロゴロいるんだぜ。ロクに社会人経験のない奴がさ、”自分”を仕事にしています、私がこれまでの経験から得た気づきを皆さんに伝えたいんですとか偉そうに語ってんだよ。でも、どいつもこいつも結局同じようなことばっかり言ってんの。一度地獄を経験して知った今そこにある豊かさとか、自分の心に正直に生きるとか、人と比べない生き方とか自分をメディアにするとか会社に属さず個人で生きるやらなんたらかたら。結局大した中身のない奴が他人に説けることなんてそれくらいしかないんだろうな。

この言葉、すごく刺さってしまって。

見たこと、聞いたことがある感覚。

こういうフレーズが物語に何度か出てきて、この小説は自分が生きている時代を象徴しているなと感じました。

ぜひみなさんにも読んでいただきたいです。

ぼくは2022年で27歳になったのですが、生まれてから10000日というのは27歳4ヶ月と16日くらいに来るそうで。

Amazonのほしい物リストを公開したところ、スクエアの人たちやTwitterのフォロワーさんが何とお祝いにプレゼントしてくださいました。

とても嬉しい。本当にありがとうございます。

まだまだ全然読み終えてないです。(なんなら新しい本を購入してしまう)

2023年もたくさん本を読みますよ。

まとめ

2021年は何となく自分の役割が見え始め、いろいろ安定してきたかなと思ったのですが、2022年の上半期にまた動き出してしまいました。

バーベキューのときに、あー、なんか違うなぁ、外に出ていかないと、と感じたのを今でも覚えています。

いろんなコミュニティに首を突っ込んでいて、じっとしてられない性分なんだなと改めて実感。

きっと、ずっとこうやって生きていくんだろうな。

ある場所に根を張って生きるということを始めるときは、何か覚悟が決まった時だと思います。

今はまだその時じゃない。

2023年の目標は、「会いたい人に会いに行く」です!

関東に住んでいる人には結構会えているのですが、全国の人たちはあまり会えていないので、2023年はたくさん旅に出ようと思います。

2023年もたくさんご迷惑をおかけすると思いますが、引き続きよろしくお願いします。

 

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