アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎の連続短編小説

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三十過ぎた大人の考え方を変えるのは、モアイ像を人力で動かすくらい難しい

 

 

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アイネクライネナハトムジーク あらすじ

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL……。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。

伊坂幸太郎さんの連作短編小説

伊坂幸太郎さんと聞くと、強盗や殺し屋、超能力など過激な設定をイメージすると思いますが、この作品は過激な設定が一切ありません。

むしろ出会いだったり、青春だったり、ピュアな物語が詰まっている作品で、伊坂幸太郎さんの作品ではないのではないかと思ったくらいです。

また、連続短編小説というのも普段なかなか読まないのでとても新鮮でした。

時間軸が動きまくるので、登場人物と年代をどこかにメモしながら読むとスムーズに理解できるのかなと思います。(ぼくはめんどくさくて気合いで読み切りました)

「出会い」とは何か

この作品で「出会い」とは何か話しているシーンがあります。

「その時は何だか分からなくて、ただの風かなあ、と思ってたんだけど、後になって、分かるもの。ああ、思えば、あれがそもそもの出会いだったんだなあ、って。これが出会いだ、ってその瞬間に感じるんじゃなくて、後でね、思い返して、分かるもの」

運命の出会いは信じていませんが、この言葉は刺さりました。

『逃げるは恥だが役に立つ』でも富田靖子さんが出会いについてこんな風に語っています。

「運命の人なんていない。運命の人にするの」

最近は、出会い系という言葉ではなく、マッチングアプリという呼び方になり、気軽に異性と繋がれるようになりました。

何気ない日常の出会いを大切にして生きたいですね。

アイネクライネナハトムジーク 感想

 

 

「自分が正しい、と思いはじめてきたら、自分を心配しろ」
確かに難しいなって思いますよね。最大の敵は自分。油断大敵。勝って兜の尾を締めろ。

 

 

運転免許センターの話はすごく好きです。
一度目の偶然は許されても、二度目の偶然は許されない。そういって免許センターに行く藤間さんの勇気を褒めたたえます。

 

 

この作品は歌手の斉藤和義さんから詩を書いて欲しいと言われたことから書かれた作品なんだそうです。この小説を読み終えた後にぜひ聞いてみてください。

まとめ

この作品は2018年に映画化されています。

三浦春馬さんと多部未華子さんの2人が主人公です。

『君に届け』や『僕のいた時間』など、素敵な作品を演じている2人で、とても楽しみです。

今はAmazon primeで見れますので、契約している人はぜひ見てみてください。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

 

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