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晴れ、時々くらげを呼ぶ 読書好きにはたまらないお話

書評

 

 

本好きは大人しいと思われがちだが、実際のとこは真逆だ。趣味が合った瞬間に爆発する。

 

 

 

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晴れ、時々クラゲを呼ぶ あらすじ

高校二年生の越前亨(えちぜんとおる)は、感情の起伏が少なく、何に対しても誰に対しても思い入れを持つことがあまりない。図書委員になった彼は、後輩の小崎優子(こさきゆこ)と出会う。彼女は毎日、屋上でくらげ乞いをしている。雨乞いのように両手を広げて空を仰いで、「くらげよ、降ってこい!」と叫んでいるのだ。八月のある日、亨は小崎が泣いているところを見かける。そしてその日の真夜中、クラゲが降った。

読書好きは興奮する1ページ

このツイートを見て、この1ページを見て、読まなきゃと思いました。

気づいたら夜中にAmazonで購入している自分がいましたね。(笑)

読書好きな人なら、このページめっちゃテンション上がりません?

本当にそれだけの動機で、この本と出会いました。

読書が好きな主人公

この作品の主人公は読書が好きな高校生です。

『君の膵臓をたべたい』『小説の神様』の主人公と同じような印象を感じました。

彼らにはどうしても共感してしまうところがあって、すごく感情移入してしまいます。

読書が好きなちょっと暗いキャラクターとセットなのが、なぜかいつも一緒にいる明るい女の子ですよね。

この作品もまさにそのセットです。

彼らの言葉はすごく刺さるので、いくつかご紹介します。

心に刺さった言葉たち

悶々と悩んででぐるぐる回って涙が出て、ひとりで苦しんでしまう。世界中でひとりぼっちになってしまう。その子もきっとひとりぼっちなんだよ。ひとりは凍えそうで息苦しくて、最も近くにいる、気軽にやってくる地獄なんだ。

 

メンタルが弱い人間なので、この言葉がすごく刺さりました。
具合が悪いと自分の部屋に1人で閉じ籠るタイプなので、ひとりの辛さやしんどさがわかります。

 

 

嫌いなものは理由が説明しやすいけど、好きなものって本能じゃん。

 

まさにその通りだなと思った言葉でした。
好きに理由はないって言いますよね。

 

小説は現実に影響を及ぼすよ。人の考え方を変える力がある。

 

小説が好きな人間からすると、とても勇気をもらえるというか希望の言葉ですよね。

 

晴れ、時々くらげを呼ぶ 感想

 

 

作者のこと知らずに購入して読み始め、読み終えた後に自分よりも歳下の人の作品と聞いて驚きました。
しかも現役大学生。若い人のエネルギーってすごいなと感じるようになってしまいました。

 

 

 

の理不尽な世界に迷惑をかけるため。
「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」という言葉が好きです。

 

 

 

青春って感じの作品でした。
確かに、くらげ、降らないかなー(笑)

 

まとめ

ぼくはTwitterのフォロワーさんが読んでる本や#名刺がわりの小説10選を参考にして、いつも本を購入しています。

今回はTLを見て、読まなきゃって!勢いで買ってしまいましたが、すごく面白かったです。

文豪たちの名作もいいですが、この作品のような現代を生きる若い人たちの作品に触れるのもすごく素敵な体験ができるのでおすすめです。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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