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書評:『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延の文章術

ビジネス書・自己啓発

 

わたしが言いたいことを書いている人がいない。じゃあ、自分が書くしかない。

 

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『読みたいことを、書けばいい。』 あらすじ

「バズる記事」「ターゲットに刺さる文章」。そんな「技術」を学ぼうとする人は、出発点から間違っている。あなたが読みたいことを、あなたに向けて書けばいい。

ダイヤモンド社 HP

文章術というよりも書くという態度や姿勢について書かれている本

文章術と聞くと、何かテクニック的なことを想像想像する人が多いと思います。

ですが、この本に書かれているのは、そのようなテクニックではなく、文章を書く態度や姿勢でした。

なんのために書いたか
なにを書くのか
誰に書くのか
どう書くのか
なぜ書くのか

目次の段階で読みたくなる本ですよね。

しかもそれがかなり大きなフォントサイズと、かなりスペースの空いた行間で書かれているので、とっても読みやすかったです。

本を日頃から読んでいる人ならすぐに読める本なので、ぜひ読んでみてください。

心に残った言葉たち

定義はとても大切だ。もちろん、辞書で「随筆」の項を引けば、【思うがまま筆に任せて書いた文章】などという説明が載っている。筆に任せる。どんな便利な筆だろうか。どこで売っているのだろうか。ぜひ購入したい。

思うがままに任せて書いた文章が自然と人に見せれる文章ならいいですよね〜。

いわく「20代女性に響く書き方」。そんなものがわかる50代男性がいたら、もうちょっと20代女性にモテているだろう。

確かにって思った。世の中のいろんな企画はおじさんが決めていることが多いですからね。。。頑張れおじさん。

深夜、暗い部屋で腰の痛みに耐えながら、キーボードを打って、自分で書いたものに自分で少し笑う。それが「書く人」の生活である。

自分で書いた文章がいちばんおもしろいって思えるような書き手になりたい。

対象を「愛する」方法は2つある。
A:資料を当たっていくうちに「ここは愛せる」というポイントが見つかる。
B:ざっと見て「ここが愛せそうだ」と思ったポイントの資料を掘る。持論を強化するために良い材料をそろえる。

取材をしているときに考えることだなって思いました。事前に調べてるときにここを深掘りしたいなーって思うし、話しているうちにここだってなるときもあるし。

取材は頭をフル回転させるので、取材が終わった後って横になりたくなります。オンラインの取材のときは実際に横になったりしてます(笑)

「つまらない」「わからない」ことも感動のひとつで、深掘りをしていくと見えてくる世界があり、正しい意味で文章を「批評」として機能させることができるはずだ。

その場合でも、けなすこと、おとしめること、ダメ出しに情熱を傾けてはいけない。文章を書くとき絶対に失ってはいけないのが「敬意」だ。(中略)

調べることは、愛することだ。自分の感動を探り、根拠を明らかにし、感動に根を張り、枝を生やすために、調べる。

愛と敬意。これが文章の中心にあれば、あなたが書くものには意味がある。

どんな仕事をしていても、この感覚を持っていればどこでも生きていける。

愛と尊敬を忘れずに、これからもライターとして仕事をしていきたいです。

まとめ

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実は『読みたいことを、書けばいい。』 はとある古本屋さんで出会いました。

その古本屋さんとの出会いは『こじらせ男子をお茶をする』という一冊の本でした。

その本を出版している会社の社長さんは1人で経営をしているとのこと。

その社長さんがとある古本屋さんに週に1度お店番をしているとの情報を得て、実際に足を運んだときに出会った本が、『読みたいことを、書けばいい。』 だったのです。

『こじらせ男子をお茶をする』を購入していなかったら、『読みたいことを、書けばいい。』 には出会えてませんでした。

ちなみに、『こじらせ男子をお茶をする』も友達と一緒に本屋さんに行った時に購入した本なので、友達とその本屋さんに行ってなかったら購入してなかったかもしれません。

本の出会いも人と同じで、どこでどう繋がるかわからないですね。

これからも本との出会いも、人との出会いも大切にして生きていこうと思います。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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