皮肉なことに、集中力はデジタル社会で最も必要とされてるものなのに、そのデジタル社会によって奪われている。
スマホ脳 あらすじ
平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。
スマホ脳 オリコン年間BOOKランキング 2021 第1位
『スマホ脳』はオリコン年間BOOKランキング 2021で第1位を獲得しています。
スマホを持っていない人がほぼいない日本社会で、スマホがどれだけ人体に影響を及ぼしているのか書かれているこの本は、必読書に近いのではないかなと思いました。
デジタル社会になったのはここ数年の話で、人類の脳はデジタル社会には対応していないという考え方から、この本は展開されていきます。
精神科医である作者の言葉にはとても説得力があり、現代人の悩みの一部はこのデジタル社会にあるんだなと感じることができました。
自分が1日どれくらいスマホを触っているのか答えられる人はあまりいないと思います。
今はアプリやスマホの設定で計測することからできるので、まずは自分がどれくらいスマホを触っているのか認識することから始めてみましょう。
スマホ脳 こんな人におすすめ
スマホを触っていない人はいないと思うので、現代人は必須だと思っています。
これから使おうと思っている道具が、どんなものなのか理解することは大切なことだと思うので、これからスマホを購入しようとしている人、またはスマホを使い始める子どもにもおすすめです。
特に、肩こりや頭痛など、体に不調がある人はこの本を読んでみて、スマホとの向き合い方を変えてみるのもいいのではないでしょうか。
もしかしたら、スマホとの向き合い方を変えることによって、体調がよくなるかもしれません。
スマホ脳 心に刺さった言葉たち
現代社会では集中力は貴重品になってしまったのだ。
勉強してる途中にスマホを見て、また勉強に戻って集中するまで、さらに数分がかかると言うデータもあるくらい、集中力はすぐに切れてしまいますし、はっきするまでに時間がかかります。集中力がすごいことは武器になりますね。
あらゆる知識をグーグルで代用することは当然できない。人間には知識が必要なのだ。社会と繋がり、批判的な問いかけをし、情報の正確さを精査するために。
Google先生がなんでも教えてくれると言っても、自分が何を知りたくて、それを知るためになんて検索すればいいのか知っていることは大事ですよね。これからも思考をやめない人間でいたいなと感じました。
最も恐ろしい脅威は、ライオンでも感染症でも飢餓でもなく、他の人間だったのだ。私たちは同じ人間に対して非常に残忍だったのだ。
人間が一番怖いって言いますよね。
自動化や人工知能の普及により、消えてしまう職業は多い。人間に残される仕事は、おそらく集中力要するものだ。皮肉なことに、集中力はデジタル社会で最も必要とされてるものなのに、そのデジタル社会によって奪われている。
2時間の映画を見るのは覚悟がいるけど、7分の動画は永遠と見ちゃうんですよね。
スマホ脳 感想
#読了 #スマホ脳
スマホがいかに脳に悪いかをひたすら語った一冊。ある意味ホラー例えば誰かと食事をしていても
目の前にスマホを置くだけで集中力が削られ
結果、相手との会話が少しつまらなくなるのだとか。とはいえもはや生活から無くすことはできないから
スマホはほどほどにして本を読もう。 pic.twitter.com/SHwMFnoBFF— taku@ゆる読書家 (@tac_works) October 25, 2021
ぼくも読書垢でTwitterをしているのですが、読書垢の人たちって夜中にあまりツイートしてないんですよね。きっとみんな本を読んでいるんだと思う。とても健全で好きです。
#読了 #スマホ脳
現代のデジタルライフが与える脳への影響📱
世界中で鬱が爆発的に増えてる原因は?
運動でストレスへの耐性がつく…
など生きていく上で大切なことを教えてもらいました😊脳をハッキングされないように上手にデジタルと付き合っていきたい😂
#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/A4qGj0lnXL
— ゆう📖読書垢📚 (@yuu_BookLover) December 8, 2021
この本を読んで意識的に運動しようと考え方が変わりました。現代人は全然運動をしていないらしい。もし何かきっかけが欲しい人はぼくと一緒に運動しましょう!
あちゃーって言いそうになる「スマホ脳」でした。これはもう、スマホ捨てなきゃってそれは出来ないけど少なくとも半分以下にしないと危ない、危険、脳みそがぁ〜って本です。でもとても有意義な人生を送れるようになりそう。#読書 #読書好きな人と繋がりたい #スマホ脳 pic.twitter.com/T7vfqHG9Eg
— 絵梨@読書垢 (@eri_dokusyo) March 4, 2022
「スマホ脳」じゃない人ってどれくらいいるんでしょう。おそらくぼくもスマホ脳です。ぼくはゲーム脳の方が近いかもしれないですが。完全に手放すことは難しいので、いい付き合い方ができたらいいですよね。
スマホ脳 まとめ
ぼくのスマホのスクリーンタイムを見てると今週の平均しよう時間は5時間7分でした。
通話している時間なども含まれたりして入るものの、実際ぼくはゲームやPCでの仕事など、じっとしながら画面を見る時間は多いのだろうなと感じています。
最近はゲームをするときはストレッチポールの上に立ちながらしたりするようにしています。
この本をきっかけに、なるべく体を動かそうと思いました。
『スマホ脳』をはじめとし、作者のアンデシュ・ハンセンさんは『ストレス脳』『最強脳』『運動脳』という本も出版しています。
この考え方はすごいいいなと思ったので、他の作品も読もうと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!
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