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本を読む人だけが手にするもの

書評

 

 

人生における偶然の素晴らしい出会いを、効率的に設定することなどできはしない。本との出会いも、同じなのである。数をこなそう。

 

 

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本を読む人だけが手にするもの あらすじ

あなたは「なんで、本を読んだほうがいいのか?」という質問に答えられますか?
親や先生は「本を読みなさい」と言いますが、その素朴な疑問にきちんと答えられる人は少ないのではないでしょうか。
 本書は、「人生における読書の効能」について、リクルート社で初のフェローや東京都の義務教育で初の民間校長を務め、「よのなか科」という現実社会と教育をリンクさせた大人気の授業やベストセラーで知られる藤原和博氏がひも解いていきます。

本を読む人だけが手にするもの 生き方の本

『本を読む人だけが手にするもの』の作者、藤原和博さんは、東京都初の中学校の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務めた人です。

朝礼だけの学校というメディアを運営していて、全国で講演会やセミナーを開催しています。

本書の目次は以下の通り。

序章 成熟社会では本を読まない人は生き残れない
第1章 本を読むと、何が得か?
第2章 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること
第3章 読書は私の人生にこんなふうに役立った
第4章 正解のない時代を切り拓く読書
第5章 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法
付録 藤原和博の「これだけは読んでほしい」と思う本・50冊

どうして本を読むことがいいことなのかが書いてある本でもあり、これからの時代の生き方が書かれている本でもあります。

ぼくはたまたま、自然と本を読むことができましたが、なぜ本を読むべきなのか改めて考え直すことができました。

本を読む人だけが手にするもの こんな人におすすめ

本を読む理由がはっきりと見当たらないと感じている人は、読むべき理由が書いてあるのでおすすめです。

『本を読む人だけが手にするもの』には、どうすれば読書の習慣が身につくのかが書かれています。

子どもに本を読んでもらいたいけど、どうすればいいのか悩んでいる人にもおすすめの作品です。

もちろん本が好きだけど、改めてなんで自分が本が好きなのかを確かめたい人も、読んでみてください。

本を読む人だけが手にするもの 心に刺さった言葉たち

会社や役所のなかだけで単線的に生きるのではなく、いくつものコミュニティに参加して複線的に生きる視点。人生に、こうした鳥瞰的な視点を持てないと、組織のなかでちょっとしたことで追い詰められ、視野狭窄に陥ってしまうリスクから逃れられない。

 

この本を読んでいるとき、ちょうどコミュニティの課題に直面しています。視野を広げるために、いろんな場所やいろんな人に会うことってすごく大切なことだと身を持ってい感じています。

 

教育とは、伝染、感染なのだ。本好きの人は、じつに豊かな表情をして本を読む。静かに読んでいても、その波動は確実に周囲に放たれる。
(中略)
子どもにとっての最大の教材は、いつも、大人の学ぶ姿勢なのである。

 

これとっても刺さりました。勉強は楽しいんだってことを大人が感じているところを見せるのがいいんですね。

 

ケータイ/スマホから離れ、読書習慣があるというのは、単なる生活習慣の排除と追加ではないからだ。生き方の選択なのだ。

 

読書は生き方の選択。響きますね。

本を読む人だけが手にするもの 感想

 

300冊。1ヶ月に本を3冊読むとすると、1年間で36冊。8年と4ヶ月で300冊ですね。大卒で社会人になった人が月に3冊読むとするとだいたい30歳くらいで300冊読めるんですかね。30代が楽しみですね。

 

 

いろんなジャンルを読む乱読をしていきたいと思っています。今まで避けてきた純文学に今挑戦中です。時代小説も避けているので、どこかで挑戦していこうと思っています。

 

 

本が読めない時代が本当に来るんですかね…こわい…

 

まとめ

『本を読む人だけが手にするもの』は先日行った「BOOK AND BEDTOKYO 新宿」でパッと手に取った本です。

その時はパラパラ読もうかなっていう気持ちで本を開いたのですが、吸い込まれてしまったように、内容が気になり出してしまって。

その足でBOOKOFFに行って購入した本です。

ぼくはほんの出会いは人と同じだと思っています。

すごくずっと会いたいと思っている人がいるように、ずっと読みたいと思っている本もある。

飲み屋で、バーで、すれ違っただけで気になってしまう人がいるように、何気ないきっかけから気になってしまうような本もあるのかなと思っています。

この作品との出会いも偶然でした。

これからも自分の直感を信じて、ときには合わなかったな〜と感じながら、素敵な本に出会っていきたいと思います。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

 

 

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