わたしの美しい庭 学校の試験問題にも使われている小説

書評

 

 

どんなに素晴らしい主義主張も人の心を縛る権利はない

 

 

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わたしの美しい庭 あらすじ

小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。 三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。 地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。 悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――

わたしの美しい庭

『わたしの美しい庭』の作者である凪良ゆうさんのことは、2021年の本屋大賞にノミネートされている『滅びの前のシャングリラ』で知りました。

同じく、2020年の本屋大賞では、凪良ゆうさんの『流浪の月』が受賞しています。

『わたしの美しい庭』は『流浪の月』に近い印象を受けました。

40代未婚の女性、ゲイの男性、鬱で無職の男性、元妻の子ども引き取った男性。

さまざまな生きづらさを持つ人たちが、主人公が管理している「御太刀神社」(みたちじんじゃ)に縁を切ってもらうために来る物語で、登場人物の悩みに共感してしまいます。

わたしの美しい庭 こんな人におすすめ

40代未婚の女性、ゲイの男性、鬱で無職の男性、元妻の子ども引き取った男性が登場人物です。

同じような境遇の人たちは共感するかもと思いました。

この物語の登場人物たちの気持ちはプラスの状態になって終わりますので、複雑な状況でもハッピーエンドで終わる物語が好きな人は向いているかもしれません。

凪良ゆうさんというとBL小説を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

凪良ゆうさんらしい言葉で描かれているので、本屋大賞の作品で凪良ゆうさんの知った人は、好きな作品だと思います。

わたしの美しい庭 心に刺った言葉たち

どれだけ外見を整えても、肝心なのは想う気持ちだ。それが一番大事で強い。

 

人間の本質ですね。

 

根本的な解決にはなっていないけれど、生きていく中で何かが根っこから解決することなんで滅多にない。しんどい。つらい。それでも明日も仕事に行かなくてはいけない。だからとりあえず明日頑張るための小さな愉しみをを拾い集めていくことが優先される。

 

すごいわかる。今を生きるのに必要なエネルギーってありますよね。

 

なにかを捨てたからといって身軽になるわけじゃない。
代わりになにかを背負うことになって、結局荷物の重さは変わらない。
だったらなにかを持つくらいは自分で決めたい。

 

何かを得るには何かを捨てなければならないって言うけれど、こういう考え方もあるのかと知見が深まりましたね。結局荷物の重さは変わらない。

わたしの美しい庭 感想

 

 

「問題なのはそれら事実ではなく、他人の勝手な解釈によるもの」ってわかってても実行するの難しいですよね。実行できる人って、本当に強い人なんだなって感じます。

 

 

「自分に嘘を付かずに生きていくには周りからの目が厳しい。でも嘘を付きながら生きていくのは辛い。」そうなんですよね。どの選択も辛いんですよね。それでも生きていかないといけなくて、それに立ち向かっている姿が美しい。

 

『わたしの美しい庭』はカバーが何種類かあって、期間限定なんですよね。
好きな人は集めてる…かも?

まとめ

『わたしの美しい庭』はTLによく流れてきていて、ずっと気になっていた作品でした。

なんとこの作品は学校の試験問題に使われているとか。

いろんな境遇の人たちが出てくるので、思春期の学生には刺さりますよね。

凪良ゆうさん本人もこんなツイートをしております。

ひそかに凪良ゆうさんのBL作品気にもなっているんです。

BL作品、古市憲寿さんの『アスク・ミー・ホワイ』という作品しか読んだことないので、凪良ゆうさんのBL小説もぜひ読んでみたいですよね。

BL、百合でも、いろんなジャンルの物語を挑戦したいので、ぜひおすすめがありましたら教えてください。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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