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いのちの車窓から

書評

 

 

いつだって、世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ちだ。

 

 

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いのちの車窓から あらすじ

星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートした、エッセイ「いのちの車窓から」に、書き下ろしを加えて単行本化。
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に2度目の「紅白」出演と、怒涛の駆け上がりを見せた2年間の想い、経験、成長のすべてがここに。
星野源の面白さと、哲学と、精確さのすべてを注ぎ込んだ、誠意あふれるエッセイ集。

いのちの車窓から 星野源さんの最新エッセイ

『いのちの車窓から』は星野源さんの最新のエッセイ集です。

2022年1月には文庫化もされました。

『そして生活は続く』、『働く男』、『よみがえる変態』からずっと追いかけてきて、ようやく最新のエッセイに辿り着きました。

新垣結衣さんの話も載っていると話題になりましたが、読んでいてニコニコしちゃう物語です。

「新垣結衣という人」という話、ぜひ読んでみて欲しいです。

いのちの車窓から こんな人におすすめ

音楽、舞台、作家と、幅広いジャンルで活動している星野源さん。

星野源さんが好きな人はもちろんですが、音楽や舞台など、クリエイターならではの視点の物語を読みたい人は楽しめる1冊です。

また、数少ない男性のエッセイなので、女性エッセイではなく男性エッセイを読みたい人はおすすめとなります。

『いのちの車窓から』は星野源さんが出演していた『逃げるは恥だが役に立つ』や『コウノドリ』の撮影中に描かれたエッセイです。

ふたつのドラマが好きな人はこんなことを考えながら出演者と絡んだり、撮影に臨んでいたりするんだと、普段見ることのできない一面が見られて面白いと感じるのではないでしょうか。

いのちの車窓から 心に刺さった言葉たち

 

あの頃、夜中、寝静まり、音もしない街で何の未来もない自分の無能さに押しつぶされそうになり、眠れず、意味もなく片目から涙を流し、息苦しくなって掛け布団をゆっくりとはぎ取り身を起こし、傍らにあったギターで真っ暗な中歌を作った、あの瞬間。それが今、歌っているこの瞬間と繋がった。こんなことがあるのかと思った。

 

ぼくのまわりの先輩クリエイターさんってみんなこういう時代があった話を聞きます。良くも悪くも、自分にそういう経験がないので、ちょっと焦ったりするんですよね。辛い思いをしてないと成功するわけじゃないけど、成功している人は辛い時期を乗り越えてるって感じがします。

 

私は何を見たのか。どんな風景を見て心が動いたのか。その心の動き方はどんな様子だったのか。そこから何を考えたのか。
どんなにたわいのないことでも、それをうまく文章にできた時、心の中が綺麗に整頓されたように、掃除したての湯船に入り、綺麗に体を洗ったようにすっきりとした気持ちになった。

 

文章を書くことだけはこれからもずっとしてくことだと思うので、この言葉は胸に刻もうと思いました。「何を見たのか。どんな風景を見て心が動いたのか。その心の動き方はどんな様子だったのか。そこから何を考えたのか」

 

そういった想像や予感というものは、合っていようが間違っていようが、現実を変え、未来を作る力になりうる。イマジネーションとナルシシズムは違う。自分が小さい頃にそんな言葉はなかったけれど、どれだけ「イタい」と言われようと、「中二病」とばかにされようと、そんなつまらない言葉には負けず、人はどんどん妄想すればいいと思う。現実を創る根本の大体は、想像力である。

 

どんどん妄想していこう。勇気がでた。実行しよう。

いのちの車窓から 感想

 

生きることが楽しいと感じさせられる文章を書ける人間になりたいと本当に思います。

 

まとめ

『いのちの車窓から』を読み終えたとき、ちょうど地元の仲間とエッセイ書こうよって話になりました。

テーマは「5月」

はじめてのエッセイで恥ずかしさもあり、これでいいのかという不安もあり、それでも大人になってからこんなにワクワクするのも久しぶりで、完成がとても楽しみです。

星野源さんになったつもりで書きました。

ぼくが目指す書き手は星野源さんです。

やっぱり音楽始めなきゃかな(笑)

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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