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透明な螺旋 ガリレオシリーズ第10弾!

書評

 

 

本当のものなんか何もない、人間はみんなひとりぼっち

 

 

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透明な螺旋 あらすじ

シリーズ第十弾。最新長編。
今、明かされる「ガリレオの真実」。

房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。

「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。

親子愛が詰まったミステリー

この作品のテーマは親子愛だと思いました。

物語は1人の女性が家庭のある人の子ども身篭ってしまい、その子を産んだものの育てていけないことから児童養護施設へ子どもを捨ててしまうことから始まります。

さらに、そのほかの登場人物の親子が関わってくる物語が『透明な螺旋』です。

いつも一番その作品を表している一言をブログの冒頭に書いているのですが、今回はネタバレになってしまうので書くことができませんでした。

『透明な螺旋』、涙が出るシーンもありますので、ハンカチの用意をしてお読みください。

透明な螺旋 こんな人におすすめ

東野圭吾さんのミステリー作品はとても読みやすいです。

なので、ミステリーに挑戦したいという人はぜひ東野圭吾さんの作品に挑戦してみてください。

『透明な螺旋』はガリレオシリーズの10作品目なので、読み始めるなら順番に読むことをお勧めします。

もちろん、『透明な螺旋』から読んでも物語は楽しむことはできますが、今までの物語を知っている方がより楽しむことができますので、ぜひ他のガリレオシリーズを読んでから!

まずは1作品目の探偵ガリレオ /文藝春秋/東野圭吾を読んでみてください。

透明な螺旋 感想

 

ガリレオシリーズといえば科学トリックですが、今回は人のあたたかさを感じる作品になっています。

 

 

9作品目の『沈黙のパレード』は2022年に映画が公開される予定になっています。
10作品目の『透明な螺旋』もぜひ映画化して欲しい作品ですね。

 

 

シリーズ最初から読んでいるのはすごい。
でもこういう読み方もすごいワクワクします。

まとめ

『透明な螺旋』ほぼ一気読みでした。

ハードカバーで、分厚いので結構時間かかると思っていたのですが、とても読みやすくて集中すればすぐに読み終えてしまう作品です。

感染症やSNSのことが東野圭吾さんの物語から出てくると本当に今の時代を生きてるんだなって感じます(笑)

改めて東野圭吾さんの素晴らしさを体感しました。

先日、東野圭吾さんがお誕生日とのことでこんなハッシュタグでツイートしている人たちを見かけ、ぼくも便乗。

ミステリーが好きなのですが、『白夜行』と『幻夜』の人間のストーリーは忘れられません。

ぼくが読書にハマったきっかけでもあるので、東野圭吾さん、これからも読んでいこうと思います。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

 

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