ヒモの僕が自信を持っているのに、なんであなたが自信を持っていないの?
超プロヒモ理論 あらすじ
早大卒職無し家無し金無しプロヒモの、今をサバイブするための次世代幸福論!
世間の「普通」、他人の目線…全部全部どうでもいい!
超プロヒモ理論
タイトルのインパクトがすごいですよね。
読みはじめて驚いたのは、言っていることに納得してしまう、感心してしまう自分がいたことです。
「楽をしたいから」「面倒くさいから」という選択を貫き通した結果、彼のようなライフスタイルが生まれたんだろうなと思いました。
寄生している人(飼っている人)が喜んでくれるためにはどんなことをすればいいのかが突き詰められていて、思わず飼ってもいいかもと思ってしまうような感覚になります。
読んでいてヒモになるには才能がいるなと感じたので、ぜひ興味ある人は読んでみて欲しいです。
超プロヒモ理論 こんな人におすすめ
この本の作者のふみくんは「同じ時間に同じ場所にいくこと」がとても苦手だったといいます。
同じように、「同じ時間に同じ場所にいくこと」が苦手な人は共感することができるのではないでしょうか。
プロヒモが語る恋愛相談もこの本には載っています。
恋愛の悩みがある人はこの本を読んでみるのもいいかもしれません。
また恋愛だけではなく、人間関係についても書かれています。
分かり合える人なんてそもそもいなんだから相性をいい人を探そうと、とてもあっさりしているので、人間関係で悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
超プロヒモ理論 心に刺さった言葉たち
お見送りで彼女に手を振っているとき、「今日は何をしようか」と考えられることにこそヒモ生活の醍醐味があります。
補足として、彼は掃除洗濯料理と一通りの家事はちゃんとこなしています。その上で、彼女が帰ってくるまでに何をしようか考えるのが楽しみなんだそうです。この生活は憧れる。
その人の生活の一部にぼんやりと溶け込み、気がついたら部屋に居る「なにか」になっていることが肝。
絶対自分だったら気を使っちゃうって思うけど、この人はそこにすーっと入っていけるんだろうなと思いました。
「恩知らず」といわれようが、「怒られるうちが花」なんて正当化されようが、「後から苦労するよ」なんて脅されようが、嫌なものを遠ざけてとにかく面倒ごとから逃げてように生きていたいのです。
焦りがないのがすごいなと感じました。ぼくなんかこのままでいいのだろうかと謎の不安と戦うことが多いので、このマインドは少し参考にしたいです。
僕にとって経済的に不安定になることや社会的な信用が失われていくことよりも、突如決まった興味のない会社に行き興味のない仕事が続く毎日の方が恐怖を感じることでした。
よく、自分はこのままこの会社に通い続けるのだろうかと不安になるって話を聞くのですが、この人はその不安や恐怖の方がお金がなかったり信用がないことよりも怖かったんですよね。生きることの本質といえば本質だなと思いますが、実際に行動できる人は少ないのかなとも思うのですごいなと感じました。
「能力」の判断基準は(ここでは)毎日「努力」をつづけて苦しくないかどうか。もっといえば、周りから見れば「努力」ととらえがちであるものの、自分は特に苦労に思わないでできること。これこそが「能力」だと思っています。
これは「継続」の話でもよく聞くなと思いました。自分が苦だと感じないことを続けることがいいですよね。
超プロヒモ理論 まとめ
自分は多分ここまで完璧にはヒモにはなれないんだろうなとこの本を読んで感じました。
ヒモって才能がいりますよね。
ぼくは多分、ちゃんとしなきゃって思ってしまうんです。
申し訳ないなとか罪悪感を抱いてしまうんです。
かなり大変だと思いますが、このマインドをぶち壊したら違った世界の景色が見えるんだろうなと感じました。
この本の作者のようなふみくんのようになれというのは難しいと思いますが、本質をついている部分もあるので、参考にしていこうと思います。
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