誰もがむかし自分が死んだ家をもっているのではないか。
むかし僕が死んだ家 あらすじ
「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。
7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。
それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。
そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ。
1994年の作品
この本は1994年に書かれた作品です。
今から25年も前の作品。
この作品ではリアルな社会問題が絡んでいて、この時から問題になっていたのかとちょっと驚きでした。
連鎖してしまうのがとても悲しく思います。(ネタバレになりそうなのでぼやかしとく)
日記の内容から謎を解き明かすミステリー
この作品ではある1冊の日記を読み解き、謎を解明していきます。
日記という「ある1人の主観的な情報」から、その当時の状況を理解しようとしている光景は、自分も一緒に推理してるかのように感じます。
なんかこの表現ひっかかるなと思う場面があったり、主人公の私と同じタイミングで謎が解けたり、とてもワクワクします。
謎が次々と生じ、それを一つずつ解決していくので、飽きが全くなく一気に読めてしまいます。
ミステリー好きにはたまらない作品です。
むかし僕が死んだ家 感想
ミステリー小説をまったく読んでこなかったので試しに。すごく重たい話で心が苦しくなった。。たった数日のことなのに長いこといるような厚みがあって面白い展開。#読書好きな人と繋がりたい #読書 #読書記録 pic.twitter.com/I9ZbFMEhUN
— ⛄️ (@__tartat) May 30, 2020
別荘に行き謎を解明するまで、丸1日の出来事なんです。
確かにすごい密度の濃い1日だなぁと思いました。
別れた恋人に頼まれ、彼女の幼い頃の記憶を呼び覚ますために長野山中の一軒家を訪れた私だったが…
序盤の伏線が次々と回収されていくのが快感でした
しかもこれ、元は連載小説ですって⁈
…信じられません東野氏に付いて行こうと決めた作品です pic.twitter.com/1ZjYHe7l5f
— NANDE@読書 (@doksho_NANDE) September 27, 2020
伏線回収がたまらない作品です。
作品のことを話そうとしたらネタバレになっちゃうくらい!
#読了#東野圭吾 / #むかし僕が死んだ家
廃屋で謎解きゲームをしているかのような、不安なあの感覚でした…。幼い頃の記憶がないという沙也加。彼女の父親が遺したのは、長野にある一軒家の合鍵。
沙也加自身の記憶に繋がる何かがあるはずだと、かつての恋人であった主人公に同行を頼みます。— おあいそ (@oaisoufo) August 2, 2020
廃屋ってのがポイントです。
ぼくは最初バイオハザードをやってるような感覚でした。
夜に読むとちょっと怖いかも(笑)
昔の恋人沙也香からの電話
あなたにしかお願いできない
小さい頃の記憶がないと話す沙也香
結婚して一人娘をもつが今は一緒に暮らしていない
私の昔の記憶になにか関係しているのかもしれない地図とカギ 時が止まった家
御厨祐介くんの日記 pic.twitter.com/eSbAWlsSgB— トットット (@runrunrunbook) December 9, 2020
ちょっとだけ物語のヒントが出てきてますね。
このキーワードだけでワクワクします。
むかし僕が死んだ家/東野圭吾 #読了
かつての恋人の失われた記憶を求め、山奥の家を探索する話。基本的にずっと家の中で探偵ごっこだが、次々に出てくる手がかりと少しずつ明らかにされる真相に、楽しく読める。
殺し合いの小説ではないけど、平面図が欲しかったな。#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/FkS020FuND— サウナ探偵 (@krsw_lapin) January 6, 2020
確かにこれめちゃくちゃわかります。
一瞬自分で部屋の平面図描こうかなと思いました。
想像するのも楽しいんですけどね。
まとめ
ミステリーの作品紹介はネタバレをしないように慎重になってしまいした。
この作品は特に伏線の回収が素晴らしいので、多くのことは話せませんね。
あらすじや、キーワードで、読みたいと思っていただけたら嬉しいです。
ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!
コメント