台風15号の影響でぼくの住んでいる千葉県市原市はほぼ全域で停電や断水、圏外となっています。
市原市は先日支援金の受け入れを始めました。ぜひ、よろしくお願いします。
携帯が使えない、パソコンが使えない、電気が使えない。
今回はそんな状況でぼくはどのような生活をしていたかお話ししようと思います。
台風の被害
今回は雨も風も強い台風でした。
ビニールハウスは崩壊し、裏の小屋のトタンはどこかに飛んで行き、近くの木や竹は倒れてひどい状況になりました。(犬小屋も吹っ飛びました)
普段少ししか水が流れていない用水路も水がいっぱいになりアマゾン川のようになっていました。
我が家が一番困ったのは停電。
9日の朝3時ごろに停電し、3日後の12日の午後にようやく復旧。
電気がないので夜はこのように懐中電灯とペットボトルを使って明かりを確保しました。(意外と綺麗)
街の方も電気がないので信号はついてないし、スーパーは商品が並んでないか閉まってる。
コンビニも同様で明かりのないコンビニはとても新鮮です。
夜はゴーストタウンと化してました。
電気がない時にすることは読書
停電している時の状況
・電気がつかない
・携帯の充電ができない
・Wi-fiが使えない
・テレビが見れない
・冷房が使えない
・冷蔵庫が止まる
・電子レンジが使えない
・ボイラーが動かない
携帯も圏外になってしまっていて使えない状況です。
しかも台風が去った9日は炎天下。夜も30℃を超えました。
冷房も扇風機も使えないので、家で寝ているだけで汗が流れてきます。
そんな時に人間がすることは
・本を読む
・ラジオを聴く
・寝る
普段受動的に情報を得ていますが、いざ情報がなくなると自分から手に入れに行くようになることを実感しました。
携帯、パソコン、テレビが使えなくなるとラジオから情報を得ようとします。
ラジオを聴く以外の時間の過ごし方は読書。
この期間に2冊の本を熟読することができました。
ちなみにぼくが読んだ本はこちらの2冊です。別の機会でまた詳しく紹介しようと思います。
おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 /インプレス/高井浩章
被災から学んだこと
最近すごく考えさせられる記事を読みました。
TwitterやFacebookで見たことがあるかもしれません。
ぼくは今回の被災で今までの生活と全く違う生活を送りました。
家族で協力して家の周りの倒木や竹を切ったり、掃除をしたりする日中。
冷蔵庫が使い物にならなくなるので、あるものを全部使おうと料理し、ろうそくで明かりを灯した食卓。
いつもだったらお風呂に入ってテレビを見ながらご飯を食べていた時間に本を読む夜。
今ぼく「生活」してる。
日が昇って起き、日が沈んだら寝るという原始的な生活。
家が崩壊したり土砂崩れで孤立してしまい、本当に困っている人たちがいる中でこんなこと言うのは失礼かもしれませんが、ぼくはこのnoteに書かれている「生活」を体験することができました。
なんだかワクワクしました。
うまく言語化できないけど、この感覚は忘れちゃいけないと思いました。
被災者はかなり疲弊しています
市原市は被害が大きいところと少ないところがあります。
千葉県全体でかなり被害が大きく、困っているのは市原市だけではありません。
多くの地域で支援を募り始めているので、ぜひご支援よろしくお願いします。
コメント
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