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城塚翡翠倒叙集 invert mediumの続編とは

書評

 

 

相手をもっとも苛立たせる言葉は、あわわ、ではなく、はわわ。あらら、ではなく、あれれ。です

 

 

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invert あらすじ

綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。
だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……。
ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか?

ミステリランキング五冠を獲得した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、待望の続編は犯人たちの視点で描かれる、傑作倒叙ミステリ中編集!

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の続編

https://amzn.to/3BbsHRj

『invert』は「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇第1位など、数々の賞を受賞した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の続編です。

2021年7月7日の発売でしたが、発売から1週間後に早くも10万部を突破しています。

サイン本や、遠田志帆さんイラスト『medium』と『invert』の表紙がプリントされた紙袋の特典もあり、本屋さんでは大きく取り上げられているところが多いようです。

すべての話が犯人の視点で描かれる倒叙ミステリー。

前作の『medium』とは違った面白さがあります。

本屋さんでも、2冊一緒に置いてあるところが多いようなので、ぜひ気になる方は『medium』からお読みください!

『medium』の感想もまとめています。

霊媒探偵城塚翡翠  medium すべてが、伏線
ここで我慢しても、いつかこの愛しさが、彼女を殺してしまうだろう。 medium 霊媒探偵城塚翡翠 /講談社/相沢沙呼 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon medium あらすじ 推理作家として難事件を解決してきた香月史...

「泡沫の審判」の翡翠ちゃんが…

ミステリーとしてはこの作品の最終話「信用ならない目撃者」が好きなのですが、ぼくは2つ目のお話の「泡沫の審判」が一番印象に残っています。

このお話はとある小学校が舞台になっていて、学校の先生の視点から物語が描かれています。

普段は天然ドジっ子キャラを演じているかわいい翡翠ちゃん。

解決編になると冷静沈着に事件のトリックや証拠を淡々と説明する翡翠ちゃんはすごくかっこいいです。

このお話では、そんな翡翠ちゃんが声を荒げるシーンがあり、その光景が自分の頭の中で映像として再生されました。

もしこの作品の続編が出るのなら、この部分をもっと深堀りした翡翠ちゃんの過去や思いについて描いて欲しいなと思ってしまいました。

あと、教員という今では誰しもがブラックと認識している仕事について、すごくリアルに描かれていました。

学校の先生、特に小学校の先生はこのお話を読むと刺さるものがあるかもしれません。

invert 感想

 

 

肩書きが霊媒師の翡翠ちゃんの名刺!いろんな特典があって最高ですね!!

 

 

タイトルの意味がわかる瞬間があります。楽しみに読んでみてください。

 

 

 

#翡翠ちゃんかわいいというハッシュタグがあるくらいです。この作品を読んだらみんな翡翠ちゃんの虜になってしまいますね。

 

 

 

『medium』の方が衝撃感はありますね。『invert』最初から犯人がわかっているので、じわじわと真実に近づいていく様子が見れて普通のミステリーとは違った面白さがあります。

 

 

 

このシリーズは物語の事件については何も言えないんですよね。ネタバレはよくないです。(笑)

 

 

 

表紙のデザインをした遠田さんのツイート。自宅にこのグッズが届いたらめっちゃ嬉しいですよね。

 

まとめ

 

ぼくは『invert』を読むために『medium』を読んだと言っても過言ではありません。

購入前までに読み終わらず、『invert』を購入してからもまだ『medium』を読んでいました。(笑)

個人的には、衝撃を求めるなら『medium』、ミステリーを楽しむなら『invert』がおすすめです。

作者の相沢さんのツイートで、こんな情報が。

すごい人気ですね!まだ購入していない方はぜひ書店へ!

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

 

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