そして、バトンは渡された

読書

 

あなたみたいに親にたくさんの愛情を注がれている人はなかなかいない

 

 

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あらすじ

高校二年生の森宮優子。

生まれた時は水戸優子だった。

その後、田中優子となり、泉ヶ原優子を経て、現在は森宮を名乗っている。

名付けた人物は近くにいないから、どういう思いでつけられた名前かはわからない。

継父継母がころころ変わるが、血の繋がっていない人ばかり。

「バトン」のようにして様々な両親の元を渡り歩いた優子だが、親との関係に悩むこともグレることもなく、どこでも幸せだった。

文藝春秋BOOK

 

2019年本屋大賞受賞

 

『そして、バトンは渡された』は2019年に本屋大賞にノミネートされています。

ぼくは2021年の年始のBOOKOFFウルトラセールで購入してしまいました。

ずっと気になっていたのですが、ようやく購入し読めました(笑)

 

考えさせられたセリフ

 

女の子は笑ってれば三割り増しかわいく見えるし、どんな相手にでも微笑んでいれば好かれる。

人に好かれるってのは大事なことだよ。

楽しいときは思いっきり、しんどいときもそれなりに笑っておかなきゃ。

 

二番目のお母さん、梨花の言葉。

女の子だけじゃなくて若いときは愛嬌って大事だなと感じてます。

20代のスキルのない自分から愛嬌がなくなったら何が残るんだろうと不安になります。

笑顔笑顔!(笑)

 

 

優子ちゃんのお母さんになってから明日が二つになったって。

自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。

親になるって、未来が二倍以上になることだよって。

 

梨花が森宮さんに言った言葉。

ぼくは親になった経験がないのでわからないのでこの感覚がピンときてないのですが、世の中のお父様とお母様はこんな風に感じるんですかね。

自分よりも大事な明日。

こんな風に感じられる日が来るといいなと思います。

 

自分のために生きるって難しいよな。

何をしたら自分が満たされるかさえわからないんだから。

金や勉強や仕事や恋や、どれも正解のようで、どれもどこか違う。

でもさ、優子ちゃんが笑顔を見せてくれるだけで、こうやって育っていく姿を見るだけで、十分だって思える。

これが俺の手にしたかったものなんだって。

 

森宮さんが優子に伝えた言葉。

解説は不要ですね。この台詞だけうるっときちゃう(笑)

物語の終盤、涙がツーっと頬を伝いました。

 

森宮さんが面白すぎる

この作品の一つの見どころは優子と森宮さんのやりとり。(写真は友達とこの作品の感想を言い合ってるとこw)

優子が買ったプリンを朝から2つも食べてしまうふたりのやりとりから始まります。

 

受験の朝はお腹に優しいものが出てくるのに、始業式の朝に験担ぎと言ってカツ丼を作る森宮さん。

何かあると元気を出すためにニンニクとしょうががたっぷり入った餃子をたくさん作る森宮さん。

文句を言いながらなんだかんだ出されたものを全部食べる優子。

合唱コンクールの前日に娘の合唱曲の歌を練習して歌う森宮さん。

友達にシカトされても気にしないのに、森宮さんとうまくいかないと調子がよくない優子。

森宮さんが高校の時に歌った合唱曲、学校に電話して調べて、それをピアノで弾く優子。

 

こんな変な2人だからこそ成り立つ、家族のあり方を見ることができました。

変なんだけど2人の会話のシーンがすごく自然に感じられて、すらっと読めちゃます。

 

Twitterでの感想

 

 

家族愛を考え直したい人はすぐ読むべき本ですね!

 

 

大人の登場人物が全部憎めない。

確かにそうなんですよ。

離婚とか結婚とか勝手だなって思うかもしれませんが、この作品に出てくる大人たちはちゃんと優子のことを考えてるんです。

憎めない。

 

 

この感想好きです。(笑)

 

 

この感想を読んで、NARUTOのアスマとシカマルのやりとりを思い出しました。

子どもは宝なんですね。

森宮さん、とってもいいんですよ。

 

 

この作品、食事がすごくポイントなんですよね。

「塞いでいるときも元気なときも、ごはんを作ってくれる人がいる。それは、どんな献立よりも力を与えてくれることかもしれない。」

考えさせられますね。

 

まとめ

優子にとってピアノが欠かせないものとして出てきます。

最近音楽に関わる作品を読む機会が多く、何か音楽をはじめろって意味なのかと考えてしまいます(笑)

今年から読んだ本の内容をこのようにまとめているので、もし興味があれば読んでいただけると嬉しいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

 

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