2022年1月は乱読を意識して読書に挑みました
サラバ! 西加奈子
『サラバ!』は西加奈子さんの長編小説。
どんな本なの?って訊かれたとき、伝えるのに少し困ってしまいます。
ぼくは「1人の少年の人生を描いた長編小説」という言葉がいちばんしっくりきました。
『サラバ !』は、主人公が霊が見える!とか、特殊能力がある!とか、わかりやすい設定や大きな展開がないんですよね。
外国に移住したり、親が離婚したり、彼女ができたりと、淡々と生活していく中で、ありふれたイベントが訪れていく物語です。
『サラバ!』は人生において大切なものを見つかるきっかけとなるような作品。
なので、人生において、生きること根本に悩んでいる人はとてもおすすめです。
また、主人公の家族は変な人で構成されています。
幸せなると言い切る母、自分のためではなく大切な人のためだけに生きる父、そして社会に馴染めなかった姉。
家族との関係に悩んでいる人にもおすすめです。
お金のお守り本 若林杏樹 大河内薫
『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! 』は漫画とはいえ、まぁまぁな厚みのある本です。
しかも、ちゃんと理解しようとすると頭を使うので労力が必要になります。
ぼくも2回に分けてこの本を読みました。
貯金しててもお金は減る一方だよって話から、投資の話に繋がっていくストーリーが漫画で表現されています。
ぼくはこの作品を読んで、投資信託・つみたてNISA・iDeCoのの3つについてまとめましたので、もし興味のある人はぜひ読んでみてください。
よみがえる変態 星野源
『よみがえる変態』には下ネタ満載のエピソードだらけ。
最初のタイトルも「おっぱい」。
音楽や舞台の話でも気づけば自慰行為とAVの話。
それでも、星野源さんを嫌いになるどころか、愛着が湧いてくるんです。
下ネタというリスクの高いテーマにも関わらず、めちゃくちゃ面白いエピソード繰り広げる星野源さんの文章力に嫉妬します。
一方で、音楽、演劇、作家、表現者として多才な星野源さんの「絞らなくて本当によかった」という言葉がめちゃくちゃ刺さりました。
ぼくもこの気持ちを忘れずに、このブログや抜き書き帳を続けていこうと思います。
AmazonAudibleで聴いた本
車の移動中は、AmazonAudibleで本を聴いています。
ビジネス本をメインに聴いていますので、今回はこちらもご紹介。
人生がときめく片付けの魔法 近藤麻理恵
「一気に・短期に・完璧に」
このフレーズがとても印象的な作品でした。
ちょっとスピリチュアル的な要素もありつつ、確かにそうだよなと思う本で、片付けが苦手なぼくはとても素敵な本だと思います。
片付けができない人の特徴はふたつ。
物の定位置を決められない人と、使った物を定位置に戻せない人!
ドンピシャでしたので、まずはそこから徹底していきたいと思います。
エフォートレス思考 グレッグ・マキューン
努力することが美徳とされている社会では、努力しないことは悪いことだと思われがち。
だけど、楽をするために仕組みを作ることはいいことだよね。
ということが書かれている本です。
この本に書いてあることができる環境にいる人はすごくいい環境にいるのだろうなと感じました。
最近は仕事よりも家族や自分の時間の方が人生において大切って感覚が広がっているように感じます。
まとめ
2022年1月は乱読を意識して、読書に取り組んでみました。
偏ったジャンルの本を1冊を読むのではなく、いろんなジャンルの本を併読する形。
その時その時で頭の使い方が違くて、飽きることがなくてよかったのですが、なかなか1冊の本を読み終えることができないのが難点でした。
ぼくの場合は、メインは小説。
ちょっとした隙間時間にエッセイ。
たっぷり時間があるときにビジネス本。
こんなふうに挑戦してみました。
結論から言うと、いろんなジャンルの本を読めるのはいいけど、やっぱり短期にガッとその本に集中できたほうがぼくには合ってるかもしれなかったです。
これからもいろんな方法を挑戦してみて、自分に合う読書のスタイルを見つけていこうと思います。
みなさんは何かおすすめの方法ありますか?
ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!
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