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ほんとはかわいくないフィンランド 現地に住む日本人のリアルな声

書評

 

 

この国だってリアルな生活が、憂いが、鬱屈が、貧困が、嫉妬が、差別が、そして生身(文字通り)の人たちが渦巻いている。

 

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ほんとはかわいくないフィンランド あらすじ

気づけばフィンランド人と結婚して、ヘルシンキで子どもまで産んでしまった。暮らしてみてわかった、ちゃっかり賢く、ざっくり楽しい、フィンランドの意外な一面。裸で大事な会議をしたり、いつでもどこでもソーセージを食べたり、人前で母乳をあげたり……。ちょっと不思議でなるほど納得。「かわいくない北欧」に笑いがこぼれる赤裸々エッセイ。

フィンランドでの暮らしがこの一冊でわかる

フィンランドの男性と結婚し、フィンランドで暮らしている女性のお話。

フィンランドでの暮らしがおもしろおかしく物語になっています。

この本、表紙がかわいくて購入してしまう人が多いようですね(笑)

ぼくも知り合いに北欧に留学した人や北欧に何度も行っている人がいて話を聞いていたので、興味があって購入してしまいました。

ものを大切にする文化

ものは大事に寿命が来るまで使う、寿命を待てなければ次の使い手を探す、そんなフィンランドのスタイルに私はかなり慰められた気がする。

フィンランド人は物持ちがよく、中古品市場もかなり活発らしい。

大量に必要ですぐに着れなくなってしまう子どもの服などは友人家族や親戚がくれるとか。

日本でも、昔の人、特に田舎の人はものを大切にしている印象があります。

本はインテリアとか本屋さんと作家さんにお金が入るように新品で買うとか、色々意見がありますが、ぼくは本は基本的にBOOKOFF派です。

ちゃんと読んだ本は本棚に保管してあります。

男女平等ランキング3位のフィンランド

お父さんにもお母さんにも優しい国は、男女平等化が進んでいると言えるのだけれど、男女平等というのは良くも悪くも平等だ。均等に優しく、均等に厳しい。

2019年のデータでは、フィンランドは男女平等ランキングの3位に位置しています。

このお話でも男女の平等性についてたくさん書かれていますが、考え方によっては厳しさも感じるんだなと思いました。

というのも、夫婦で子育てをするのが当たり前なので、女性も子育てをしながら働くのが普通。

日本のように専業主婦という概念がないそうです。

「子どもを育てているから」という免罪符のようなものがない、扶養制度がないなど、一概にお母さんに優しい国と言えないのかなと思いました。

「共同参画」2020年3・4月号 | 内閣府男女共同参画局
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ほんとはかわいくないフィンランド 感想

 


オーロラについて書かれているお話もあります。

オーロラ、見てみたいですよね。
現地の人でも意識しないと見れないそうです。

 


この作品、出産についてたくさん書かれています。

日本とは違った考え方があって一長一短ですね。
日本で暮らしていると日本の医療はやはり安心するなと思いました。

 


イメージしてるほどおしゃれな人はほとんどいないそうです。

こんなタイトルですが、作者も本の最後に、フィンランドが好きなことがダダ漏れだと言っています。
作者の芹澤さん、ツンデレらしいです(笑)

まとめ

最初、サウナのイメージしかなかったフィンランドですが、この本を読んで、印象がガラッと変わりました。

なんだかんだ、自分が生まれ育った国が暮らしやすいのかななんて思ったりもします(笑)

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

 

書評エッセイ
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