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おとなの進路教室。 33歳病

書評

 

「なりたい職業名」×「マイテーマ」×「実現したい世界観」
あなたが探しているのは、この中のどれですか?

 

 

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おとなの進路教室。あらすじ

「特効薬ではありません。でも、自分の考えを引き出すのによく効きます」自分らしい進路を切り拓くにはどうしたらいいか、読みながら”考える”コラム集。「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コラム「おとなの論文教室。」から進路をテーマに編んだ1冊。著者と読者が鍛え合い、導きあうようにして作られた感動作!

働くことについて考えさせられえる本!

多くの人が働きます。仕事をしてお金をもらっています。

自分の仕事に満足している人ってどれくらいいるんでしょう。

この作品の3章構成となっています。

1章 正しい選択ってなんですか?

2章 働くってなんですか?
3章 目標がないとだめですか?

痛いところを突いてくるようなタイトルに加え
自己実現難民
勉強?それとも仕事?
お金ではない何か

など細かな見出しも。

仕事について悩んでいる人、新卒の方や社会人3年目の方だけなく、役職についた方や部下がいる方など、年齢に関係なく考えさせられる作品となっています。

33歳病

この作品は紹介したいお話が多すぎるので、一つだけ紹介します。

2章「テーマと世界観」という見出しのお話です。

33歳と言えば、社会に出て10年が過ぎたあたりだ。
同じことを10年続けていれば自分の中に何かが育つ。
これが、マグマのように内から突き上げてくる。
でもこれをうまく形にして伝えられない。
だから、ものすごく苦しい。

このように筆者は語っています。

ぼくは「33歳病」という言葉をはじめて聞きました。

10年同じことをするってどんな感じなんだろうなってちょっと思います。

10年前にスマホやiPhoneはこんなに普及してなかったし、社会のスピードが早過ぎて10年後に今の職業がなくなってるかもしれない。

自分が33歳になったとき、どんなことをしているのか楽しみです。

「なりたい職業名」×「マイテーマ」×「実現したい世界観」

なりたい職業名」×「マイテーマ」×「実現したい世界観」が明確であると、人はやりたいことをやれている充実感がある。

作者は就職活動をしてるとき、編集者になりたいという「職業名」しかなかったそうです。

教育系の企業に入ることによってそこに「テーマ」が与えられ、活動して10年経ち「実現したい教育の世界観」が自分の中で育ったと言います。

 

この3つが明確だと「受験」も「就職」も手段に過ぎない。

いくら大学にストレートに入れたり、大手の企業に就職できたとしても、この世界観からずれてしまうと、その人の夢は死んでしまう。

そんな風に書かれていて、学生のころにこの本を読んでいたらどんな風に社会と交われるのかなと思いました。



「なりたい職業名」×「マイテーマ」×「実現したい世界観」。

何歳になってからでも遅くはない。ちゃんと明確に言語化したい。

おとなの進路教室。 感想

 

 

進む道を自身で考える力をつける書物。
いい言葉だし、これからの時代に本当に必要。

 

 

仕事について悩んでいる人にはおすすめですね!

 

 

考え方や価値観が変わる本。
確かに変わりますね。

 

 

見て見ぬふりをしていた感情に向き合うのはとても勇気がいりますよね。
日常ではなかなかできないことなのでぜひこの本を!

まとめ

いつも読んでいる小説とは違って今回はコラム集、しかも「働く」というテーマの本でした。

感想をまとめるのが慣れず時間がかかってしまいました。

近いうちに働くことについてプライベートなことを折り混ぜて、もう少し深堀りした記事を書こうかなと思います。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

 

書評エッセイ
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