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kaleido moon

まちづくり

今日はkaleid moonの作品を見てきました。

約20分ほどのパフォーマンスだったのですが、途中涙が出そうになっていた自分にびっくりしました。

すぐに言葉にしないとこの感情を忘れそうなので、だーっと書き連ねます。

八重さんが、押し花のあーとをやっていたのは知っていて、SNSなどで映像を見ていたのですが、実際に自分の目の前でそのパフォーマンスを見るのははじめてでした。

パフォーマンスが始まる前の静かな空気感。

照明が落ちて静かになる映画館のあの瞬間と同じ感覚でした。

扉を一枚開けた外は、車の音が響いている商店街。

別世界に来た感じがして、すごく感覚が鋭くなっていた気がします。

演奏が始まって、葉っぱが照明の上に落ちていきます。

即興の音楽に合わせて、作品が作られていきます。

八重さんは何を考えて今体を動かしているんだろう。

今どんなふうに世界が見えているんだろう。

答えが知りたい。

そんな感情が出てきました。

ただ、もう1人の自分というか、内なる自分というか、それは言葉にすることじゃないだろって。

言葉にした途端、それ以上でもそれ以下でもなくなってしまうような気がして、最初に感じたことを後悔していました。

アート作品の見方っていまだにわからなくて、特に作家さんがいないときの作品はなるほどねで終わりだったり。

でも今回は、作品を生み出している人が目の前にいます。

自分の五感で感じろよって思って、集中して見てました。

そしたらなんか涙が出そうになってきてしまって。

自分たちが普段生活している次元や世界とは離れたところで生きているって感覚。

パフォーマンスを通して、自分と向き合うことができる。

言葉にできないけど、あー、アーティストや表現者ってすげーって思いました。

かっこいい。

気づいたら演奏が終わり、その場にいた人たちがいつものみんなに戻っていきます。

いつも顔を合わせていてふざけ合ってるような仲間なのに、アートは人を変えられるんだなぁと実感しました。

普段生活している場所に行政や芸術の専門家が加わることによって、芸術に触れる機会が増える。

アートによって心が豊かになれる。

アートミックスがやるべきことってこれじゃないの?

 

「私自身が興味あることはかなり限られていて、他者がいない世界でそこに閉じこもっていると、同じ感覚、同じ言葉、同じ出来事の繰り返しになってしまう。だから、誰かを通じて違う世界を搾取したいといつも思っている」

最近読んだ、村田沙耶香さんのエッセイで出てきた言葉。

「誰かを通じて違う世界を搾取したい」という感覚を一番感じた瞬間でした。

「アートミックス中に商店街で何か残したい」

「これからの商店街でのアート活動の第一歩として、とにかくやってみる事が大事だなと思った」

そんなふうに八重さんは言っていました。

まさに自分では考えない言動だったので、すごく興味が湧きました。

やってみるをできる人ってかっこいい。

これからも応援したいと思います。

kaleido moonのSNSはこちら

Instagram:https://www.instagram.com/kaleido_moon/

YouTube:youtube.com/channel/UCoEcB78BweetLMCtj3m0bUw

まちづくり
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