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年収90万円でハッピーライフ

書評

 

 

親不孝でも、わたしはやっぱり、あのときの自分の味方をしたいんです。だって自分以外に味方をしてくれる人いなかったんだもん。何が何でも、「あなたはそのままでいいよ」って言ってあげたい!

 

 

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年収90万円でハッピーライフ あらすじ

社会的成功に乗り遅れまくっても、待ってるのは楽しすぎる毎日かもしれない。世界一周の旅をしたり、隠居生活をしたり…。きっかけは、社会が求めるフツーの暮らしへの違和感だった。そしてフツーから脱した今、衣食住のノウハウ(日々の献立、部屋の選び方、お金、心身のこと)、人生観まで。文庫のための増補あり。今より少し楽に生きるためのカンペ。

友人からYouTubeを紹介してもらって出会った本

この本との出会いは友人からの紹介でした。

はじめは中田敦彦さんのYouTube大学の動画から入ったのがきっかけです。

この動画を見て、書籍を読みたいと思い、すぐにAmazonで購入しました。

友人から紹介されなかったらこの本には出会えなかったので、本当に感謝です。

年収90万円の生活とは

年収90万円の生活、想像できますか?

月収でいうと7.5万円。大学生のバイト代くらい。

週休5日。食事は玄米、味噌汁、納豆、サバ。

家賃は2.8万円で駅から徒歩25分。

趣味図は書館で借りた本を読むことと、散歩。

これだけ聞くとその生活楽しいの?と思いますが、大切なことがとても詰まっていました。

あっちゃんの動画の方が面白くてわかりやすいと思うので、ぼくからは書籍ならではのぼくが刺さった言葉を紹介していこうと思います。

幸せに生きるために必要なこととは

この作品を読んだ感想は、「ぼくも隠居生活してみたい!」ではなく、「大原さんにとって生きていく上で隠居という選択がピッタリであって、自分にとっては何なんだろう」でした。

自分の生活を水準を下げても幸せだよ。

こんな生活でも考え方次第では幸せだよ。

そんなふうに価値観がアップデートされる作品です。

もちろんこの作品を読んでこれからの人生において「隠居」という選択肢も増えたのですが、この本は「隠居」を勧める本ではありません。

今の生活に疑問を感じている人は読んでみるといいかもしれません。

心に刺さった言葉

家族だからって、愛さなきゃいけないってこともないし。他人なんだから、愛せなくてもしょうがないじゃん。
(中略)
考えてみたらあんなに物理的に近くにずっと人がいる環境って、家族以外にはあんまりないですよね。物理的に近すぎるからこそ、精神的な距離感をとらないと、息がつまっちゃう。
「家族が他人」と思っておくことは、自分が相手の尊重すべき領域を踏み越えないためでもあるんです。

家族って無条件に一緒にいる他人ですもんね。意識的に距離を置くの大事だなぁと思いました。

ぼくが住んでいる田舎も家族でない人も家族のように距離感が近いと感じるので、距離感を意識して生活しようと思います。

以前プロごさんの距離について書かれた記事があったのを思い出しましたのでリンクを共有しますね。https://note.com/taichinakaji/n/ncb7a29513112

自分とのズレを修正するには、とにかくボーッとするのがいちばんです。何もしないこと、何も考えないこと、何も知らなくていいし、何にも応えようとしなくてもいい時間を、30分でもいいから持つと、すごくいい。
(中略)
知らないうちに自分をしんどくしていた小さなことの積み重ねに気がついて、きちんとリセットされて自分に戻ることが出来ます。

会社員として働いている友達は土日の休みにひたすら予定を入れまくっていました。

仕事で溜まったストレスを休みの日に発散しているイメージ。

ちょっとご飯でも行って話したいと思ってもすぐには予定が空いていないことが、すごく窮屈というか、不健全だなって思ったのを覚えています。

ぼくは今では週に1日だけ、何も予定を入れない日を作っています。予定を入れないって予定がある!って言ってます(笑)

しなければいけないことが何もない1日って精神衛生上大切だなと思いました。

まとめ

「年収90万円でも楽しく東京暮らしができる」そう無責任に発信するインフルエンサーの大罪 極端な情報ばかり拡散しようとする
SNSで多くのフォロワーを集める「インフルエンサー」の発信する情報は、はたして信頼に足るものなのか。ノンフィクション作家の吉川ばんびさんは「インフルエンサーの中には、リスクには一切触れずに極端な情報を発信して私腹を肥やす人もいる。そうした情報をうのみにするのは危険だ」という――。

『年収90万円でハッピーライフ』は中田敦彦さんのYouTube大学で紹介され、社会的孤立を推奨していて危険と書かれている記事も。

これはあくまでぼく個人の感想ですが、別に隠居や貧困生活を勧めている作品なワケではないし、あっちゃんの動画もエンターテイメントとして、楽しく見たらいいのにと思いました。

動画を見て違和感があるなら本書読んで自分で判断しなよって思います。

現代を生きるのに、情報を受け取る側が得た情報をいかに自分に落とし込んで整理できるかがほんとに大事だなとこの記事を読んで思いました。

この作品は、大原さんにとって幸せに生きるために隠居や質素な生活がピッタリだった、あなたは幸せに生きるために何が大切ですか?って問いている作品じゃないでしょうか。

参考にしたい考え方がたくさん書かれていて、ぼくはこの作品、すごく好きです。

幸せに生きていくために何をすべきか、自分と向き合っていこうと思います。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

書評エッセイ
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