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リフレイン リカシリーズ第6弾 リカの専門学生時代

書評

 

 

お願いです、先生。わたしを救ってください。お願いしますおねがいしますおねがいしますおねがいしますおねがいしますおねがいしますおねがいしま

 

 

 

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リフレイン あらすじ

生徒、教職員あわせて百二十余名の命を奪った「青美看護専門学校火災事件」。
その惨劇の前触れは、すでに一年前から始まっていた。
轢死、飛び降り、練炭自殺……学校の内外で続発する生徒たちの非業の死。
その周囲には、いつも「彼女」の影がちらついていた——。
阿鼻叫喚の地獄と化した火災の、唯一の生存者が語る看護学校時代の“雨宮リカ” の素顔とは。シリーズ第六弾!

リフレイン 実話かと思ってしまうホラーミステリ

『リフレイン』の冒頭は「はじめに」というたくさんの注釈から始まります。

そのなかを一つ抜き出します。

・本書では「青美看護専門学校火災事件」を扱っているが、犠牲者が百二十名を超えていることもあり、ノンフィクションという形での発表について、保護者、学校関係者の許可が得られなかった。また、一部遺族から本書の内容について抗議があったため、人物名、場所、致命、時期、時間その他について、意図的に変更を加えている。

この文章を見ると、『リフレイン』の話は実話を元に作られてるんじゃないかと思いますよね?

実際に検索予想ワードに「青美看護専門学校 実話」なども出てきます。

このような注釈が3ページ分も最初にあるのでびっくりです。

物語に入る前から緊張感を与えてくる作品、さすがですね。

リフレイン こんな人におすすめ

リカシリーズの『リメンバー』まで読んでいる人はぜひ『リハーサル』を読んでください。

ホラーミステリが好きな人はおすすめの作品です。

『リフレイン』は現実と小説がリンクしているように感じる作品です。

その表現の仕方がとてもリアルだったので、フィクションを創作している人は参考になるのではないかと思いました。

リカシリーズは話がかなりつながっているので、もし『リフレイン』を読んでみたいと思っている人は、前のシリーズの作品を読んでから読むことをおすすめします。

リフレイン 感想

 

リカシリーズは読み出すのに少し勇気が入りますよね。告発分と事件を取材した記事が交互に展開されていく感じが、とってもリアルです。ちなみに、ぼくも『リカ』が一番怖いです。

 

 

リカシリーズは一気読み推奨ですね!

 

ぼくも読み終えた後、あの曲を聞きにいってしまいました。

まとめ

先ほどのあの曲とは、ポーランドのポーラ・ネグリの『マズルカ』という曲です。

かなり不気味な音楽で、YouTubeの画像も相まって、かなり不安な気持ちになります。

このYouTubeのコメント欄にも、『リフレイン』から聴きに来ましたというコメントがいくつかありました。

作中にこの曲が出てきますので、ぜひ読み終えたあとにこの曲を聴いてみてください。

より一層、リカシリーズを楽しめるかなと思います。

ご感想や質問はこみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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