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自治体主催のまちづくり勉強会はおじいちゃんしかいない問題

まちづくり

人口が減り少子高齢化が酷く、地域が衰退している。

駅前の空き家や空き店舗を活用したい。

全国の自治体が同じような問題に直面していて、地域の人の声を聞くような勉強会を開いている自治体は多いと思います。

今日お世話になってる人にある地域の勉強会に参加したのですが会自体に課題がすごくあるなと感じました。

今回はその勉強会のお話しをします。



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おじいちゃんしかいない

 

基本的に参加者はおじいちゃんしかいません!

 

しかも、地域の中で偉い人がなんとなくみんなわかっていて、自由席にも関わらず偉いおじいちゃんに気を使って席に座っている感じでした。

30人くらい参加者がいて、20代はぼくを含めて2人くらい。(この1人がすごい人なのであとでお話しします)

あとは議員だったり役所関係の人だったり。

 

これからのまちを考えていくのに高齢者しか集まらないのって変ですよね?

 

勉強会の広告を町会で配っていて、各町会長が参加する仕組みになっているので、どうしても自治体が主催だとそうなってしまうんです。

どの自治体も同じ構造

ぼくは大学4年生の春に都市計画コンサルでアルバイトをしていて、静岡県のある市の都市計画の改訂の住民ワークショップに参加しました。

コンサルの人がワークショップの進行をし、市役所は横や後ろで腕と足を組んで話を聞き、地域の人たちから質問があれば市役所の人が答えるという構造。

びっくりしたのが、全然地域が違う今回参加した勉強会も同じような構造だったんです。

誰がやっても同じクオリティになるのが市役所の仕事なのですが、これには本当に驚きました。

しかも内容もほぼ同じ。

人口が減っていて、空き家や空き店舗が増えていて…

場所が変わって1年前と同じ話聞いてるのってすごい衝撃です。

誰のためのまちづくり?

この地域特有のまちづくりをやろうという話をしているのに出てきたテーマが

子育て世代、高齢者に優しいまちづくり

子育て世代ってことは小さい子がいてその親がいて、それで高齢者に優しいって…

 

結局誰のためのまちづくりなんだろう

 

ただこれもしょうがなくて、例えば市役所がいきなり

「このまちは30歳のママに優しいまちにします!」

って政策を打ち出したらちょっとびっくりしますよね。

もちろん長年その地域で頑張ってきた人からしたら、自分たちはどうなるんだ!という話になります。

自分が今まで頑張ってきたのに、それを無かったかのようにされるのは気分がよくないですよね。

役所側から尖った政策を出してしまうと議員だったり市民の人からのいろんな意見が多く、結局動けないみたいなことになってしまう。

どうしても安定的なテーマだったりスローガンになってしまうんです。



奇跡的な出会い

そんなおじいちゃんばっかりの会議室の中に一人だけキラキラしてる若い女の人がいました。

「今の若い人は…」と自分の意見を言えるかっこよさもあります。

繋がりたい!と勉強会が終わった後に声をかけに行きました!(こういう時は迷ったりしないw)

話を聞くと自治体のFacebookの情報を見て面白そうと思って一人で参加したそうなんです。

 

すごくないですか!?
女子大生が1人で自治体のまちづくりの勉強会に参加してるんですよ!?

 

もっと若い人にも勉強があることを告知してほしいと役所の人に言っていて、もう役所の人はぐうの音も出ませんでしたね。完全にぼくらの落ち度ですと言ってました。

今度彼女と会って色々お話しするアポも取れました。

地域で活動する時はこういう子を手放してはダメです!(笑)

まとめ

彼女が言っていた通りまずは若い人にきてもらうことが大事なんだと思います。

若い人がまちづくりの勉強会に来ない理由は単純に市役所主催のイベントは硬くて面白くなさそうだから。

ぼくは面白い市役所の人を何人も知っているので、ドラマや漫画のような市役所職員は真面目な人が多いみたいなイメージを払拭したいです。

 

とは言っても役所は若い地域の人との繋がりってあまりありません。

なので集客はぼくらがやることになりました!(笑)

こう聞くと役所が地域の人や民間事業者を使ってるって聞くかもしれませんが、地域の事業者にとって

まちの衰退=自分の事業の衰退なので本気になりますよね。

今回の会に呼んでくださった方も

「こみー、一緒に変えていこうぜ」って言ってくれました。

こういう人になりたい。

これからもまちづくりの活動頑張っていきます。

最後まで呼んでいただきありがとうございました!

ではまた!



まちづくり
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こみブロ!

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