この時期、大学4年生や修士2年生は卒論、修論を追い込む時期だと思います。
去年、大学院の特別推薦までもらっていましたが、卒論で様々な人との素敵な出会いがあり、本当にこのまま大学院に進んでいいのか悩み、卒論も書けなく、うつ症状が出て精神科を受診しADHDの傾向があると診断されました。
そんなぼくがどうやって卒論を乗り越えたか、今回は卒業論文の審査会についてお話しします。
卒論について気になる方はこちらからご覧ください。
卒論審査会
ぼくの学科の審査は発表時間7分と質疑応答3分の合計10分が1人に与えられていました。
論文はA4で100ページ以上あるのに審査ではそれを7分で簡潔に説明しなければなりません。
まずは絶対に言わなきゃいけない部分を書き出す必要があります。
ぼくの学科は卒論の概要集なるものを作成していて、審査会当日は授陣に論文の概要が書かれたA4の紙2枚を見てもらいながら発表する流れ。
先に論文の概要を作成しその流れに沿ってスライドを作るという作業をしました。
1つのスライドに1つのメッセージ
ぼくがパワポ作成で意識したことは、1つのスライドに1つのメッセージ。
1枚のスライドで長々と説明しても相手には伝わらないので、基本的に1つのスライドには1つのメッセージしか入れませんでした。
なのでぼくのスライドの文字サイズは24ptより小さい文字はありません。
変なアニメーションも使わず、使ったのはフェードインくらいでした。
わかりやすく簡潔に伝えることが目的なので、気が散るようなアニメーションはいりません。
削りまくることで本当に伝えたいメッセージが自然とスライドに現れます。
ここで残念なのが、論文の内容がクソだと中身がないのがバレます。(笑)
完成度30%でいいから人前で発表する
発表前にやった方がいいのが、完成度30%でいいから人前で発表することです。
スライドはこのページにはこんな内容が入るという文字と画像だけでOK。
論文と同じですが、まずは簡単に形を作ること。
100%完成してから発表しようとするとそこまでかなり時間もかかってしまうし、何かアドバイスをもらった時に修正するのが大変になります。
すごく時間をかけて作ったものなのに、「この部分いらなくない?」とか言われても消したくないですよね。
今ぼくもなかなかできていませんが、恥をかくのなんてその時だけだし、自分が思ってるより作品のことを人は見てないので、思い切って全然完成してないものを人に見せちゃいましょう。
むしろ続きを気になってくれたり、ちょっと完成度が上ってだけで褒めてもらたりといい事が多いのでおすすめです(笑)
自分の研究を知らない人に聞いてもらう
発表を聞いてもらうのは自分の研究を知らない人の方がいいです。
今はLINE通話でも画面の共有ができるので、オンラインでも相手に画面を見てもらいながら電話で発表の練習ができます。
ぼくの失敗は一緒に活動している人に聞いてもらったことでした。
ぼくは自分の住んでいる自治体の都市計画やまちづくりについて研究し、卒論を書きました。
その市がどんな状態で自分がどんな活動をしてきたのか、ある程度わかっている人に発表を聞いてもらったのです。
審査は基本的に知らない人に対して発表するものです。
審査のことを考えると知らない人に聞いてもらった方がいいし、別の角度からの意見が聞けるので、学びにもなります。
もしこれを読んでいる人で聞いてもらう人がいなかったら、ぼくでよければ聞くのでぜひ連絡ください(笑)
最後に
前回と同じことを言います。
優秀な論文は完成した論文です!
おそらく12月の中旬から年末にかけて仮提出見たくなると思うので、ぜひ書き上げ、審査用のスライド作りに励んでください。
あともう少しです!応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!
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