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書評:『自分のしごとの作り方』デザイナー黒羽照葉による起業家のための本

ビジネス書・自己啓発

 

単価×販売数=売り上げ
商売はこれ以上でもこれ以下でもありません。

 

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自分のしごとの作り方 あらすじ

日々SNSを眺めていると
「誰でも、簡単に、たった〇ヶ月で、私にもできました…!」
そんなキャッチコピーを見かけて「本当かよ?」と疑った経験は誰しもあるはず。
でも…
怪しいのに、気になっちゃう。
高額なのに、払いたくなっちゃう。
そんな落とし穴に片っ端から落ちては生還し、ズタボロながらもWebの世界に「自分のしごと」を作り上げた著者が語る、SNS起業の本当のところ。

自分しごとの作り方LPより

自分のしごとの作り方 フリーで活動するとはどういうことがわかる本

『自分のしごとの作り方』は著者の黒羽照葉さんの実体験をもとに、起業や独立に関する本当の話が描かれている作品です。

世の中にはネットワークビジネスやマルチ商法のようなビジネスの手法がありますよね。

そういうビジネスをしている人の話を聞いてみたことがあるのですが、最終的に胡散臭くなるんです。

友人でそっちに染まってしまった人もいて、あぁ…と悲しい気持ちになりました。

楽にお金が手に入るビジネスなんてないし、お客さんのためにならないビジネスは一瞬うまくいっても長続きはしないですね。

『自分のしごとの作り方』では、デザイナーとして会社員で働いたのちに独立をした照葉さんの、ビジネスの作り方や向き合わなければならないことの体験談が描かれています。

著者の黒羽照葉さんはこんな人

黒羽 照葉 (terico.) lit.link(リットリンク)
ブランドエディター|グラフィックデザイナー、SNS、Youtube、ブログ、商品、HPなど、いま見て欲しいリンクを、まとめてシェア

照葉さんは、美大卒業後、グラフィックデザイナーとして会社員を12年続けたのちに独立したそうです。

現在の、照葉さんの肩書きは「ブランドエディター」と「グラフィックデザイナー」。

ブランドエディターってかっこいいですよね。

肩書きに関する投稿を以前読んだのですが、とても印象に残っています。

自分のしごとの作り方は自費出版!

『自分のしごとの作り方』は出版社がいなく、なんと自費出版!

そのため、書店では販売されていなく、裏表紙にはISBNコードがありません。

書店では買えない本を持っているって、ちょっと自慢できますよね。

友人がZINEや絵本を自費出版で制作したりしていて、かっこいいなって思います。

snsやブログなどで情報を伝えられるようになっても、紙媒体の魅力はありますよね。

個人が紙媒体で情報を発信できるようになって、出版社が提供している書籍のクオリティの凄さを改めて感じることができるのだと思うので、そういった違いも楽しめると思います。

自分のしごとの作り方 こんな人におすすめ

『自分のしごとの作り方』は文字通り、起業や独立をしようとしている人におすすめの本です。

実際起業ってどこが大変なの?って思っている人はぜひ手に取ってみてください。

また、会社員の人も独立の大変さがわかるのでおすすめです。

照葉さんがデザイナーとして活動しているので、デザイナーを志望していたり、現在デザイナーとして活動してる人も参考になると思います。

自分のしごとの作り方 心に残った言葉たち

きっと、人が本当にダメになる時は孤独な時。

自分にとっての孤独とは何かを認識していること、その孤独を回避する方法も大事ですよね。「誰かに一緒にいること=孤独ではない」ではないと思うし、1人でいても孤独とは限らないと思うので。

もし起業してうまくいかなくて、でもバイトはちょっと…と足踏みをしている人がいたならば、むしろバイトをすることをお勧めします。いくら個人でやるぞ!と意気込んでいても、人間はやっぱり「安定」がどこかにあると、焦りも軽減されますしね。

起業したのにバイトって、許さないプライドがあるの、とてもわかります。ぼくもアルバイトはしないって謎のルールを決めて、業務委託にこだわってた時期ありましたね。今では、繋がりだったり、そこでしか学べなないことがあるのなら、アルバイトもいいと思えるようになりました。

月商7桁達成=100万円もらえる!わけではありません。たくさんのお客様が、それぞれの方法で手にしてきた大事なお金を、まとまった金額でお預かりするワケなので、その額の分期待を背負い、責任を果たさなければいけません。

お金をもらうって責任を引き受けるなんですよね。そこの感覚が抜けている人もいるなと思うし、責任の重さに耐えられないっていう気持ちもわかります。

まとめ

誰でもできるとは言いません。なんなら『こんなに大変ならやめておこう。』そう思う人が出てきたらいいなと思って書きました

この本の最後に、起業や独立に対してこのように書かれていました。

現実をちゃんと教えてくれて、判断は相手に委ねてくれる大人。

こういうことを言ってくれる大人の存在ってとても大事だと思います。

見守るのと放置は行為は近いかもしれませんが、全然違いますよね。

これだけの情報を与えてくれて、あなたはどうする?と投げかけてくれているようでとてもよかったです。

『自分のしごとの作り方』という本で、起業はやめた方がいいって話が出てくるの、好きです。

この記事を書いている2024年1月、もうすぐぼくもフリーランス5年が終わり6年目になろうとしています。

引き続き試行錯誤しながら精進していきますので、今後ともよろしくお願いします。

 

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