2021年5月に読んだ本のまとめ

読書

 

 

星野源さんに影響された5月

 

 

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博士の愛した数式 小川洋子

この作品は「記憶が80分しか続かない数学が好きな老人と家政婦とその子どもの日常」です。

その3人の日常の物語を読んだ後、感想を言語化するのがとても難しかったです。

当たり前の「日常」の言語化。

直感で出てくる言葉も絞り出してきた言葉も、安いセリフになってしまったり、だからなんなの?と思ってしまうものになったり、とてもモヤモヤしました。

この作品は第一回本屋大賞にも選ばれ、映画化もされています。

そんな有名な作品を読んだ後の自分の感情を言語化できないことに、洞察能力や視点が足りないんだなぁと感じさせられました。

博士の愛した数式 読書感想文の課題図書に選ばれる小説
君が料理を作っている姿が好きなんだ 博士の愛した数式 /新潮社/小川洋子(小説家) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 博士の愛...

ひらいて 綿矢りさ

恋をしているときの身体の内側から滲み出てくるようなどうしようもない気持ちや、うまくいかないもどかしさをうまく表現されている

というのが率直な感想です。

この物語で語られる主人公の感情、付き合っている2人しか分からない、みんなとは違う世界にいるという繋がりの表現が、これ以上は伝えられないくらいにうまく描かれていました。

ひらいて 綿矢りさワールド全開の青春恋愛小説
正しい道を選ぶのが、正しい。 でも正しい道しか選べなければ、なぜ生きているのか分からない。 ひらいて /新潮社/綿矢りさ posted with カエレバ 楽天市場 ...

滅びの前のシャングリラ 凪良ゆう

この作品は小惑星が地球に落下し滅亡することが決まった1ヶ月間のお話です。

人々は働くのをやめ、食料や電池、住処の奪い合いが始まります。

炎や煙は立ち込み、お店のガラスは割れ、死体やゴミなどの異臭を放つ街の情景は、想像しただけで恐怖でした。

さらに

自分を表現し続けるアーティスト。

何もうやることがなく自分を支えるために回線を復旧させ続けるシステムエンジニア。

自分の死に様を配信する若者。

感染症が拡大している今の世の中、その世界でも起こり得る人々の動きがリアルに表現されていました。

滅びの前のシャングリラ 本屋大賞2021年のノミネート作品 
神さまが創った世界で叶わなかった夢が、神さまが壊そうとしている世界で叶ってしまった。 ねえ神さま、あんた本当に矛盾の塊だな。 滅びの前のシャングリラ /中央公論新社/凪良ゆう pos...

スターバックスの感動のサービスの秘密

スターバックスが日本に進出する際に、コンサルタント会社から3つの否定的な警告を告げられたそうです。

それは

・日本の消費者は街中でコーヒーを飲まない傾向があった
・当時今ほど禁煙の文化がなかったため、禁煙のスターバックスは敬遠される可能性が高かった
・日本の不動産価格は高く、店舗スペースは必然的に小さくならざるを得なかった

なるほど、確かにそうだなと思いました。

ちなみにどうやってその壁を乗り越えたかというと

・ターゲットを女性客に絞った
・コンセプトである「我が家よりもゆったりとした空間」を貫き、警告を無視して広々とした店舗を出店した

言葉だけ聞くと、安く感じてしまいますが、この決断をすることはかなり勇気のいる決断だったのではないでしょうか。

スターバックスの感動サービスの秘密 マニュアルがないスタバ
ただ単に美味しいコーヒーを安く提供することはできる。 しかし、それではただの美味しいコーヒーであり、スターバックスが提供する意味がない。 スタ-バックスの感動サ-ビスの秘密 /...

そして生活はつづく 星野源

「料金支払いはつづく」というお話からこの作品は始まります。

請求書を適用な場所に置き「明日払おう」と心に決める。
翌日出勤前に思い出して請求書を探すのだが、全く見つからない。
帰り道にコンビニで買った夕飯をベッドに置き、一息ついてなんとなく鞄を開けると、請求書が鞄の奥の方でくしゃくしゃになった状態で入っていることに気づく。

そういうことあるよね!

めっちゃわかる!!

ってエピソードが、いきなり詰め込まれていて、一気に作品に対する抵抗感がなくなります。

星野源さんがすごく身近な存在に感じるような、そんな作品です。

そして生活はつづく 星野源の変人さと凄さがわかる短編エッセイ!
本当に優秀な集団というのは、おそらく「ひとつでいることを持続させることができる」人たちよりも、「全員が違うことを考えながら持続できる」人たちのことを言うんじゃないだろうか。 そして生活は...

リターン 五十嵐貴久

『リターン』は五十嵐貴久さんのリカシリーズ第2段です。

第1弾の『リカ』では、出会い系サイトを通してリカに知り合った本間が、リカに拉致されてしまいます。

この作品では冒頭でその本間が遺体として発見されます。

警察などの関係者は、リカが本間を捨てて、次のターゲットを探していると考え動き始めるのです。

ある警官がリカに辿り着くまでの物語がこの作品では描かれています。

リターン リカが再び戻ってくる!?
会って、抱き締めてもらいたい。強く抱き締めてもらいたい。 そのためなら何でもする。どこへでも行く。 どこへ行けばいい?どうしたら会える? 教えて。あなたのリカ リタ-ン /幻冬舎/五十嵐貴久 p...

リバース 五十嵐貴久

この物語は1人の家政婦の手紙によって語られます。

美しい奥様に医者の旦那様、その双子の可愛らしいお嬢様たち、一見するとよく漫画に出てくるお金持ちの家庭です。

しかし、雨宮家に関わるにつれて、段々とその幸せな家庭の様子が変わってきます。

子どもたちに必要以上に躾と言いながら体罰を加えている奥様。

クリニックに出勤しなくなり、女の人と遊び始める旦那様。

同級生は相手にせずいつも物事の中心に君臨している双子の長女梨花。

お姉さまのようになりたいと少し内気な次女の結花。

一体誰がリカなのか。推理しながら読むのも楽しいですよ。

リバース リカの知れらざる過去とは
先生だって、この家にすみたいでしょ?梨花と一緒にいたいでしょ?わかってる、先生の思っていること。全部わかってる。梨花わかってるの先生のこと何でもわかる先生もそうでしょ梨花のことなんでも知りたいでしょ全部全部教えるから全部話す...

まとめ

5月は7冊の本を読むことができました。

スタバの作品は友達が読んでみたいと言っていて、ぼくが要約すると言って読んでみた作品です。

読んでみたい本を人に読んでもらうビジネスは、実際お金を払ってまで人に読んでもらうと思わないという、予想通りの結果でした。

しかし、ぼくがこの本面白かったと楽しそうに話してるのを聞いてると読みたくなると、別のご意見をもらうことができました。

6月はちょっと分厚い本に挑戦しようと思うので、ブログの更新頻度は少なくなるかもしれませんが、引き続き今と同じように読んだ本の紹介をしていこうと思います。

もし今回の要約が面白いと感じでいただけたら、こみーのTwitterのDMか質問箱にいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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